本書で初めて関口さんを知ったのですが、破天荒な人物のようで信念を持っていて責任を負っている。なにより自分を信じている強い方です。
赤っ恥7か条
1.恥をかくほど出世する
2.道化を演じて陰の主役を奪え
3.捨てる勇気を身につけろ
4.サプライズを与える人間になれ
5.中傷を笑い飛ばせ
6.リストラされた自分を祝福せよ
7.前例がないなら自分で作れ
この7か条はおまけみたいに始めの方に載っている、本書の抜粋みたいなものです。恥を受け入れ、自分の考えにしたがってチャレンジせよというのが本書の大意だと思います。こういう人生、人生論もあるのだなぁと感慨深かったです。
バカになるほど成功する!!赤っ恥学 (宝島社文庫)
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関口 房朗
宝島社
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【本書から考えるビジネス】
1.教育改革
もはやビジネスではないんですけどね。
日本には恥の文化が根付いてるという話が本書に出てくるんです。
まさしく、学校教育・学校の中の文化ってそうなんじゃないかと思いました。
自分は学校があまり好きじゃなかったというのもあるんですが、何か変える必要性がある気がします。
2.FPをとって金融相談
社会保障も大事だが、自己責任で考えようという話も出ています。責任というのは英語でResponsiblity、反応する能力という意味です。国が社会保障を放棄したら困るが、100%国に任せるのもいかがなものかというのが、関口さんの主張です。
3006年の本ですから、世相を考える材料としては古いんですが、自分の資産・生活は自分で守るという意識は広まったと思うのです。そこで、金融・資産設計の知識をつけ、庶民の生活を支えるというのも面白いですね。
4.経営コンサル・起業家
本書に、個のために組織があるという話が出てきます。しかし、世の中そう感じられない企業もあるのではないでしょうか。統計が取れないでしょうから、推測です。もっと個が輝ける、好きなことに打ち込める社会にできるようしたい。企業にアドバイス・企画立案を手助けするコンサルや、Win-Win-Win-WInを実現する会社を作るというのが夢です。
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