わかりやすく、といっても「忠」とか「孝」とか、一文字の漢字については意味をつかみかねた感があります。
それでも、自分への戒めとなる珠玉の言葉があります。
自らを高めようという意識を持った方にお勧めです。
※楽しむ読書には向かないかなぁ、と思います。
今度、著者の齋藤孝さんが書かれている「声に出して読みたい論語」を読んでみます!
「あなたでしたか」
「見えるようになったんですね」
「はい、見えます」
チャップリンには微塵も、「泣かしてやろう」という押し付けがましさがないですね。(265P)
(略)一人さん自身の著書というのは、一人さん独特の言葉で語られていますから、逆にわかりにくいところもあります。むしろ、身近にいる人間が一人さんの言葉を解説すれば、もっとわかりやすくできるかもしれません。一人さんは楽しく聞いてもらおうと話したり・書かれたりしています。それが清水さんのいう「独特の言葉」でしょう。以下は私なりのまとめです。
それがこの本の意義だと考えています。(P8)
経営にはコツがない。
(略)
軍艦が海をすすんでいて、そこへ魚雷が来たとします。こちらから魚雷が来たのなら、軍艦は船首を魚雷の繰る方向へ向けます。そうすれば、船の横腹を見せているよりも、魚雷に当たる確率が減るからです。それで、また別の方向から魚雷が来たら今度は船首をそちらに向ける、また別の魚雷が来たら今度はそちらという具合に、軍艦は魚雷が来るたびに、船首の向きを変えて、戦争をするわけです。
これと同じように、会社や店を経営していれば、あちらこちらから魚雷が来るようなもので、頻繁に状況が変わるわけです。そのたびに、船首を違う方向へ向ける、つまりはその状況に合わせて対応するわけです。
このことにコツなどは考えられません。もしコツのようなものがあるとすれば、それは、魚雷のほうを向くということだけです。(P19)
経営にはコツがないというのを、早く知ることがコツだ(P20)
(略)幸せになる三つのコツをまとめておきましょう。本屋を経営するほどの方なので、筆が上手です。斎藤一人さんの本を読んだことがない人はこの本から入るのもいいかもしれません。
第一は、不完全主義者になることです。人間というのは完璧ではありませんから、何かをおこなうと不完璧な部分が必ず出てきます。このとき、不完璧なところを見て、自分や他人を責めてはいけません。それよりも、うまくいったところを見て、「よく出来て、よかった」と思うことが大切です。
そして、もう一つ大切なのは、不完璧だった部分を次にやるときに改良することです。終わったことを責めても仕方がありません。うまくいかなかったことを気に病む必要などなく、ただ、改良すればいいだけのことです。
こうすれば、自分も他人も傷つけることはなく、確実に仕事の腕が向上するわけです。
第二は、人相をよくすることです。眉間にしわを寄せた顔をして、「幸せになりたい」と言っても、それは無理です。それよりも、顔に○のあるような笑顔でいることが大切なのです。笑顔の人には、頼まれごとが増えていき、それをやっていくうちに、自分の得意なことが見えてきます。そして、周囲の人にもそれを認められるようになって、仕事がうまくいくようになるのです。
第三は、この項で説明したように、運に勢いをつけるということです。返事でも頼まれごとでも、あるいは仕事でも、スピードをつけて勢い良くやること。そうすると、運勢が良くなるわけです。(P99.100)
「略・・・
とかくニュースは地獄言葉につながるような報道が多い。それを人は当たり前のように、無意識に自分の耳に聞かせていると思うんだ。自分が言っている天国言葉以上に。事件や事故の報道を見て、聞いて、『幸せだなぁ。豊かだなぁ。』と思えるんならいいけど、そんな人いないよね。」(P16)
「愛のある言葉っていうのは聞くと難しそうな感じがするんだけど、実は簡単なんだよ。たとえば、友達に良いことがあったら、『よかったね!』と言えばいいんだよ。」(P18)
「人の心には”愛”と”恐れ”しかないんだよ。そしてこの愛と恐れは、同時には出てこないんだ。愛が出ているときは恐れはない。」(P19)
略・・・優しさと笑顔を絶やさない。人の長所をほめる。人の悪口を言わない。この三つの行動を起こすと、自分の心が温かくなってきます。(P19)
「人の心はコロコロと変わるよね。特に人は恐れや不安が出ているときにコロコロと変わってしまうんだよ。これをテレビにたとえれば、自分が見たくない番組にチャンネルを自分で合わせているようなもんだんだよ。本当は怖いものは見たくないのに、たとえば、3チャンネルに合わせたからホラー映画を見てしまう。テレビの電波ってたくさんあって、感動のドキュメンタリーや恋愛ドラマもやっているのに、自ら怖い映画をやっているチャンネルに合わせてしまう。つまり、心のチャンネルをどこに合わせるかが大切なんだよ」(P28)「」で囲ってあるのは、一人さんの言葉です。やはり、一人さん面白いです。天国言葉というポジティブな言葉を使うというのが、一人さんの教えのうち基本にあたります。なかなか難しいですけど、最近ちょくちょく取り組んでます。上の「よかったね、というだけでいいんだ」ということで、気楽にやれそうです。
1.基礎を最初に徹底的に学ぶ
2.先達から、勉強の仕方をしっかり聞く
3.学ぶ対象の基本思想を理解する
4.学んだことを自分のことばでアウトプットしてみる
5.勉強をわくわく楽しむ
1.会社からの強制を利用する
2.成果がまめに測れる報奨制度を用意する
3.ある程度投資をして、自分を追い込む
4.勉強の成果をまめにアウトプットする
1.読むだけで行動しないと早々と答えていらっしゃいます。
��.誤読してしまう
��.本の選び方が間違っている
なぜ生きるかではなく、どう生きるかが問題だという言葉が、哲学者のニーチェの言葉として紹介されています。
幸も不幸もすべて心が決めているというのは中村天風さんの教えです。世界はただただ存在し続けています。そこに何らかしらの意味づけをしてしまうのが、人の心です。幕末に活躍した高杉晋作の言葉とされる
おもしろきこともなき世をおもしろくすみなすものは心なりけりというのがあります。そもそも下の句は高杉晋作が詠んだものでないし、ただしい解釈などないものですが、「人の心が世界を意味づけしている」という解釈を私はしています。
今日が人生最後の日だとしたら、私は今日する予定のことをしたいと思うだろうかと自分に問いかける必要性を訴えてます。