2014年6月24日火曜日

ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学(島田紳助 著)

サイドビジネスの指南書。なかなかいいこと書いています。


ご自身の「笑い」を追及した体験や、飲食店ビジネスをおこした経験から書かれた本。やはり、話がうまい。

【抜粋】
・成功を目指すことと、失敗できないというプレッシャーは、よく似ているようで、実際には180度の方向性の違いがある。

・商売というものは、やってみなければわからないことだらけだ。喫茶店のことを調べるにつれて、自分がどれだけ、喫茶店の常識というものを知らなかったかということに気づくに違いない。そして同時に、その業界の最低限の常識はわかっていないと失敗する。そう思ってしまうのが、自然な人間の心の動きだろう。
 だけど、その常識にとらわれていたら、成功する店は作れない。
 なぜなら、その常識は、失敗している店の常識だからだ。

・ある食品メーカーが、従業員満足度を高くするための秘策として、社内恋愛を積極的に推奨したのだそうだ。

・宣伝は諸刃の剣だからだ。
 単純な話、もしその店が美味しくなかったら、悪い宣伝をしているのと同じこと。

・「自分が冒険するわけじゃない。みんなを冒険の扉まで連れていくのが自分の仕事だ」


2014年6月23日月曜日

株式投資これだけ心得帖(東保裕之 著)

タイトル通り、株式投資の際の最低限の「心得帳」!書名と内容が一致していて、好感が持てます。肩肘張らずに楽に利益を出せる手法を、試しながら見つけることを推奨されています。



株式投資を初めてやる方向けでしょう。
ネットでいくらでも情報は手に入りますが、コンパクトにまとまっているのでお勧めです。

<抜粋>
・予知能力などない
どんな状況になってもある程度対応できる技量を身につけることに注力すべき

・必勝法はないが、経験則はある
百パーセント当てはまる法則こそないが、それでも投資を行っていくうえで有用な経験則は少なくない。それらを知っているのと、知らないのとでは大違いである。

・楽しく、楽に投資せよ
個人投資家はとにかく簡単なやり方で、楽しく売買しよう。

・個人投資家もプロ投資家と同じ土俵で戦っている
初心者と超ベテランプロが入り混じって、真っ暗闇で戦うのがマネーゲームである。だから、最低限の勉強をして売買に臨まないと、プロが仕掛けた罠に簡単にひっかかってしまう。

・結果がわかる前に判断せよ
最も大事なことは「チャートを見て未来を見通すこと」である。「まだ結果がわからない段階で投資判断をくだすためにチャート分析手法を学ぶ」ということを認識したうえで、チャート解説書を読むべきである。

・自分の得意技を磨け



株式投資これだけ心得帖
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東保 裕之
日本経済新聞社
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2014年6月22日日曜日

「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方(駒崎弘樹 著)


社会起業家による本。まるで、後輩に話しをしているかのような文章。働くことなどについて考えさせられます。

NPO法人フローレンス 代表理事の駒崎弘樹さんの本。
NPO法人フローレンスは、駒崎さんが立ち上げた病児保育を担うNPO法人。

NPOってなんなのさ、っていうところから、事業の立ち上げのエピソードなどをしゃべり言葉で書かれています。
困難を乗り越え、事業を成して継続していく姿に感動を覚えます。


「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方
駒崎弘樹
英治出版
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2014年6月21日土曜日

チーズはどこへ消えた?(スペンサー ジョンソン 著)

かつてのベストセラー、「チーズはどこへ消えた?」を再読しました!

ブックオフでワゴンセールの対象だったので、ふと買ってみました。

さて、内容としては、小人とねずみが登場する人生の例え話がメインです。
それを同窓会に集まった一人が、同級生に話し始めるくだりが始めに入ります。
小人とねずみの話が終わると、みなでその話から得られる教訓をまとめる、という流れです。

<小人とねずみの話から得られる教訓>
・人生におけるチーズ(必要なもの、有益なもの)は、ずっと同じ場所にあるとは限らない
・行動を変えることにより、古い関係を新しくすることができる
・自分を変える必要性があるときは、すべてがよくなった時のイメージを持とう

シンプルかつ短い本ですが、人生についてとても考えさせられる本です。


チーズはどこへ消えた?
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2014年6月20日金曜日

現代語訳 論語(齋藤孝 著)

論語をわかりやすく、注釈をつけなくてもわからるように訳した本です。 

わかりやすく、といっても「忠」とか「孝」とか、一文字の漢字については意味をつかみかねた感があります。
それでも、自分への戒めとなる珠玉の言葉があります。 

自らを高めようという意識を持った方にお勧めです。
※楽しむ読書には向かないかなぁ、と思います。 

今度、著者の齋藤孝さんが書かれている「声に出して読みたい論語」を読んでみます!

現代語訳 論語 (ちくま新書)
齋藤 孝
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声に出して読みたい論語
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齋藤孝
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2014年6月19日木曜日

改訂4版 図解でよくわかる ネットワークの重要用語解説(きたみりゅうじ 著)

この本はほんとわかりやすい!

2章以降は見開きで1単語を説明しています。
左ページは文字での解説、右ページに図解があります。
関連用語のページ数が各見開き毎に載っているので、 わからなかった単語にすぐ戻れる。

図解がとてもわかりやすい。
ネットワーク用語はとっつきづらいので、こういう本はイメージをつかむのにとても役に立ちます。


改訂4版 図解でよくわかる ネットワークの重要用語解説
きたみ りゅうじ
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