2013年4月13日土曜日

仕事がうまくいく自分の創り方 モチベーション革命 30の法則

日本の経営者が書かれた本って私は好きです。

以前、巨象も踊る という本や真実の瞬間―SAS(スカンジナビア航空)のサービス戦略はなぜ成功したかという海外の経営者の本を読んだのですが、どうも…(成功はゴミ箱の中には好きですけどね)
幻冬舎の見城さんやサイバーエージェントの藤田さん、社長失格―ぼくの会社がつぶれた理由を書かれた板倉さんの本が面白かったので、日本の経営者の本がいいと思っています。

経営というものが抽象的だから、文化的な背景を共有していないとわかりづらいのかもしれません。

ともかく、今回ご紹介するのは株式会社リンクアンドモチベーション代表の小笹芳央さんの仕事がうまくいく自分の創り方 モチベーション革命 30の法則です

モチベーションをテコに企業の再生を進めるリンクアンドモチベーションの代表だけあって、モチベーションというのは本書のキーワードのひとつです。「仕事がうまくいく」とタイトルにあるだけあり、ビジネスで大事な考え方が紹介されています。もちろん、仕事だけでなく人生全般に当てはまることも多くあります。

本書を読んで驚いたのは、小笹さんのインプットの量。多くの引用を使って、話を切り出したり、自分の考えを補強されています。

さらに、言葉の使い方・わかりやすい文章であるのも本書の特徴です。最後の方は、「この本はドクター苫米地の本だっけ?」と思うほど、脳科学みたいなことに言及したりするのですが、とても平易に書かれています。きっと、小笹さんはとても頭がいいのでしょう。

ためになる本なので、とてもお勧めです。


仕事がうまくいく自分の創り方  モチベーション革命 30の法則
小笹 芳央
PHP研究所
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