2013年4月16日火曜日

立ち読みレビュー:来世であいましょう 1

本を売りに行き、仕事関係の本を探していたら、来世であいましょう 1 を見つけました。

ネットで知り気になっていたので、思わず1巻をじっくり読んでしまった。

女の子が運命の男の子と結ばれるために奮闘する話。ん?間違えてませんよ。女の子が運命の男の子と結ばれるために奮闘する話ですよ。コンセプトはガールミーツボーイ。

意識がない人の来世の姿が見える主人公の女の子は、運命の人とついに出会う。しかし、その人は現世にいなく、次の世に現れる人であった。そこで、運命の人の現世の姿、ネクラ・キショい・人間不信の男の子を自殺に追い込むために、まず自分を好きになってもらおうと尽力するのであった。

・・・私は割とラブコメ系のマンガ好きです。マンガ以外はそういう傾向はないと思うのだけれど、マンガに関してはこの点はっきりしています。よくイエスタデイをうたって 謎の彼女X を読んだものです。この来世であいましょう 1 もラブコメなわけですが、設定が面白いんですよ!好きな人と一緒になるために、その人の現世の人を恋に落として自殺に誘い込もうという意図で物語は進みます。ですが、相手の男の子は、自分に魅力がないと確信していて、好かれていても「それはドッキリでしょ?」と疑ってかかる。果たして、自殺させることができるのか!?

また、掛け合いも笑えるし、やや古い映画のネタやトリビアなんかもよいスパイスです。「人は信じたいものしか信じない」という意外な深いセリフも飛び出たり…。1巻の終わりには、しっかり次に続く謎を残してます。作者はかなり手馴れています。ただ、強いて言うなら、コマが小さい。ちょっと読みづらかったです。面白いだけに少しもったいない。

1巻立ち読みしただけの感想ですけど、ケッコーお勧めです

来世であいましょう 1 (バーズコミックス)
小路 啓之
幻冬舎コミックス

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