NHK ITホワイトボックス 世界一やさしいネット力養成講座 パソコンとケータイ 頭のいい人たちが考えたすごい!「仕組み」 (NHK ITホワイトボックス―世界一やさしいネット力養成講座)
読みやすい構成とコンパクトな内容。
2011年発行の本書は、その時点でのITに関するキーワードの概要と背景を分かりやすく説明しています。イラストも適宜入っていますし、解説が必要と思われる用語は、節の終わりに解説されていました。
ITの実用例として面白いなと思ったのが、「洗濯物が乾いたことを知らせてくれるシステム」です。
これはハンガーにセンサーと無線通信機能を組み込んだもので、センサーはハンガーに掛けられた洗濯物の湿気を感知します。洗濯物が乾いて湿気がなくなると電気を通さなくなるので、それを合図としてセンサーが無線通信機能でパソコンに情報を送信。それを受けてパソコンは、ユーザーの携帯電話にメールで「洗濯物が乾いた」という連絡を入れるのです。日経ソフトウェアあたりで、RasberryPiを使って、観葉植物に水をやる装置みたいなものを見たことがあったので、洗濯物センサーもイメージしやすかったです。乾いたことを知らせるからさらに、雨が降って再び濡れたというのも感知できそうですね。
1つは、医療機器向けの通信規格コンティニアです。 昨今デジタル機器で歩数・血圧・体重などを管理する方が増えているかと思いますが、それらの項目の測定機器の無線通信に関する標準規格がコンティニアだそうです。メーカー横断的な規格を作り、機器の普及を促す目的です。
2つ目は、Androidのサンドボックスモデル。これは、セキュリティ対策の一つで、アプリに割り当てる領域を区切り、もし1つのアプリ領域がウィルスに感染したとしても、他の領域へのアクセスを防ぎ、他のアプリのデータやスマホの重要な基本データの流出を阻止するというもの。
3つ目は、ソーシャルゲームのピーク時間。 モバイルソーシャルゲームにおていは、1日に3回のピークがある。 出勤・登校の8時ごろ、昼休みの12時ごろ、帰宅時間の16 - 23時ごろです。 言われてみると当たり前ですが、サービス提供・運営側は、このことを意識する必要があります。
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