結果を一言でまとめますと、「とりあえず最低限の知識はわかったけど消化不良」というものです。1項目2ページ(左ページに文章、右ページに図解)という縛りがあるせいで、もう少し説明が欲しい箇所がいくつかありました。
本書は7章構成になっています。
1.Unixってどんなもの?
2.Unixの仕組み
3.Unixの代表的なアプリケーション
4.Unixの作法
5.Unixと日本語環境
6.アプリケーションの管理
7.Unixのネットワーク機能
付録:Ubuntuのインストール
INDEX
以上の構成になっています。タイトル通り、UNIXについての基本の知識が身につきます。
実際のコマンドなどは、まだまだ触り程度です。そのため、コマンドについてはまた別の本やウェブページを参考にする必要があります。もちろん、シェルスクリプトは言葉の説明にとどまっています。
「UNIXを勉強するなら、この本でもいいけど、他の本でもいいんじゃない?」というのが私の見解です。UNIXを勉強するならまず、@ITというサイトのUNIXとLinuxを振り返るという記事を参考にしたらいかがでしょうか?UNIXに関するウェブページをいくつか拝見しましたが、このページぐらいしか初心者にお勧めできるページがありません(私も初心者ですが)。いい本が見つかったら、このブログで紹介します。
図解 UNIX わかる・役立つ基本の知識 (知りたい!テクノロジー)
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