木登りの名人といわれた男が、人を指図して、高い木に登らせて梢を切らせたときに、たいそう危なそうに見える高さにいる間はなにもいわないで、下りるときに軒の高さくらいになって、「けがをするな。用心して下りろ」と言葉をかけましたので、「これくらいの高さになれば、飛び下りても下りられるだろう。どうしてこういうのか」と私が申しましたところ、「そのことでございます。目がまわって、枝が折れそうに危ないうちは、本人自身が恐れておりますから注意は申しません。失敗は、易しいところになってから、必ずいたすものでございます」
失敗は簡単なところでするもの
日ごろから注意を怠るなということですね
ヘタな人生論より徒然草(荻野文子)より
小笹芳央著仕事がうまくいく自分の創り方 モチベーション革命 30の法則P87でも紹介されています
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